こんにちは。薬剤師の小山三紀子です。

この時期からもうすでに、「冷え」に悩まされている方も
多いかもしれません。

最近は、男性からも「冷え性で寒い時期はツライ」
などのご相談をいただきます。

男性は「冷えない」というイメージがありますが、
そうでもないんですね。

冷え性で悩んでいるのは女性だけではない!

現代では「冷え性」に悩まれている方は女性、男性関係なく多いようです。

リンナイの「冬場の冷えと暖房事情」に関する意識調査では、

男性4割、女性約8割が「冷え性」
男女ともに8割以上が”足先”が冷える「末端冷え性」と判明

という結果でした。
やはり「冷え」に悩んでいる方は圧倒的に女性。

でも、男性も4割の方はお悩みのようです。

女性を対象にして、
どういった対策をしているのかという調査では、
冷え性を自覚する女性の3人に1人は、特に対策をせず放置したまま。
という結果でした。

その理由としては、対応策が「わからない」から

<調査概要>
■実施時期:2018年10月5日(金)~10月6日(土)
■調査手法:インターネット調査(江崎グリコ) 
■調査対象:全国の20代〜60代女性500人(10歳刻みで各100人ずつ)

当然、皆さん「カイロを使ったり」、「温かいものを食べたり」
という、体の外から温めるというような方法は取っているかもしれませんが、
根本的な解決法はご存知ない方がいらっしゃるようです。

そうなると、残念ながら冷えは、慢性化してしまい、
長くお付き合いしなくてはいけなくなります。

調査でも、冷え性を自覚した平均年齢は24.6歳で、冷え性に悩む期間は平均で16.9年と慢性化している。
とのことでした。
(江崎グリコ株式会社調査  対象:全国の20代〜60代女性500人)

「冷え性」改善には、これといった薬もないため、悩んだまま放置して、慢性化させている場合がほとんどのようですね。

一言で「冷え性」といっても、様々なタイプがあったり、
そもそ冷え性と自分が思っているだけで、本当は冷え性ではない場合もあります。

皮膚の温度は外の環境によっても変わります。

手足が冷たいということ=体温が低い

ということではないということを知っておいてください。

とは言え、冷え性と自覚している方は冷えを辛いと感じておられるでしょうから、何らかの対策が必要です。

冷えは、そのタイプによって、原因や対策も変わってきます。

今回は、そのタイプの中から一番多いお悩みの「手足が冷えるタイプ」の方の冷えの原因やなるべく根本的な対策方法についてお話したいと思います。

冷えでお悩みの方は、いくつもの要因が重なっている場合がほとんどです。

全身に冷えがある方や、顔は熱いけれど足だけ冷えるという方にも参考になるかと思いますので、この「冷え性対策」をすぐにスタートしてくださいね。

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この記事を書いた人

薬剤師

こやま みきこ

小山 三紀子