あなたは毎日息をしてますか?

この質問に、
「そんな当たり前のことを」と答える人もいれば、
「そう言われれば意識したことがないは」と答える人もいると思います。

そして当たり前のことと思った人の中にも、
知識としては呼吸をしないと生きてはいられないと知っていても、
普段自分の呼吸がどんなリズムなのか、
感じて暮らしている人は少ないのではないでしょうか。

生きていく上で呼吸はとても大切です。
生きることは息をすることと言ってもいいぐらいです。
なぜなら、
食べたり飲んだりしなくても2〜3日は生きていられますが、
息をしなくては10分と持たないからです。

しかし、
呼吸と言う毎日無意識に繰り返す生理機能が効率的にできていない人が、
近年とても増えています。
現代社会では、
約9割の人が効率的な呼吸ができていないというデータさえあります。

私達の暮らしのリズムは、自律神経の影響を受けています。自律神経は無意識に働いているので、自分の意志でコントロールすることができません。しかし、自律神経に唯一意識的に働きかけることができる生理機能が呼吸です。呼吸も無意識に自律神経にコントロールされています。しかし、目的を持って呼吸を意識的に行うことで、反対に自律神経をある程度コントロールすることができるのです。毎日約二万回も繰り返す呼吸の一回一回を心地よくしたら、暮らしはどんなに心地よくなるでしょうか。もちろん心地よさはあなたにとっての心地よさでいいのです。

この小さな本が、毎日の息のしかたを大切にして、あなたの理想の未来をかなえる最初の一歩になれば嬉しいです。

こんにちは。「きほんの呼吸®︎」呼吸トレーナーC™︎の佐藤勝美です。

こちらのコンテンツ「息のしかたで暮らしは変わる」では、呼吸をテーマにみなさんの暮らしと健康について考えていきたいと思います。

しかし、このコンテンツで私が切々と呼吸について解説していっても、読んでくれるみなさんが呼吸の大切さを感じていなければ、全く無意味なものになってしまいます。

このコンテンツに興味を持ってくれたあなたは、少なからず暮らしに迷っていたり、健康に不安を感じているのではないでしょうか。そして、それをどうにか解決して、幸せを感じる暮らしにたどり着きたいと、心のどこかで望んでいルのではないかと思います。

今までも、医療機関を受診したり、色んなアドバイザーに相談した経験があり、少しは迷いや不安を紛らすことができても、すぐにまた別の迷いや不安がに襲われて、どこか「しょうがない」とあきらめていませんか?

しかし、もしあなたが、あらゆる暮らしと健康の土台にある呼吸を見逃していたとしたらどうでしょう。

しかし、一日に約2万回も無意識に行っている呼吸が効率的ではないと言われても何かピンとこない人も多いでしょう。

それでも一日に2万回も繰り返していることが、実は乱れているとしたら、あなたの暮らしや健康はどうなってしまうでしょうか。

これから具体的なステップに入る前に、先ず呼吸の大切さについて一緒に考えてみませんか。

この文章には続きがあります。
続きを見るには会員登録(1ヶ月無料)が必要です。
すでに会員の方はログインしてください。

この記事を書いた人

徒手療法家

さとう かつみ

佐藤 勝美