薬剤師 小山 三紀子

「おなかにやさしい薬の話」はじまり はじまり。

薬剤師の小山三紀子です。

今回は、皆さんの身近なお悩みにである「口内炎」について、お話しようと思います。

口内炎の場合、いつ対処するのが最善なのか?

そして口内炎の薬はどの薬を使えば早く治り、
おなかや体にやさしいのか?

そんなことは、あまり考えたことのない方もいらっしゃるかと思いますが、
薬を使う場合にはとても重要なことなんです。

薬はリスク」と以前にもお話しましたが
今後も薬を使われる際には、いつも「おなかにやさしい薬の使い方」を
考えてお使いくださいね。

わからない場合には、いつでも質問してください。

さて、前置きが長くなりましたが、結論から申し上げると

口内炎の場合、薬を使うタイミングは
「痛くなったらすぐ!!!」がいいでしょう。

もちろん、口内炎にならないようにいつも注意しておくのはもちろんのこと、
食事の際に痛みがあり、ストレスになるのをそのままにしておくのは
いいことではありません。

そして、口内炎の薬は「おなかに負担をかけない」ものですので、
うまく使って一刻もはやく直してしまいましょう!

口内炎に「塗り薬」や、「ビタミンが良い」と勧められやってはみたものの、

なかなか治らないと悩みを抱えている方もおられるのではないでしょうか?

このようなお悩み相談を最近、多く受けています。

ビタミンも摂っているのに治らないという場合。

それは、あなたの症状に合わない間違った対処法をしているのかもしれません。

実際ビタミン不足というのは、口内炎の原因のひとつにすぎず、
すべての口内炎の原因が「ビタミン不足」というわけではありません。

その場合は、いくらビタミンを摂っていても
口内炎の症状が改善されないんですね。

口内炎の原因や種類は、様々です。

市販の薬やビタミンで、すぐに症状がおさまるようであれば問題ありませんが、

症状を繰り返したり、長く続いている場合には対処法が間違っているのかもしれません。

また、口内炎の裏に病気が隠れていることがある場合もありますので、注意が必要です。

今回は、身近な口内炎の原因やタイプ、改善方法などについてお話します。

また、口内炎に使うビタミン剤の使い方や口内炎になりにくい食生活などについても解説しますので
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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この記事を書いた人

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こやま みきこ

小山 三紀子